毎朝、
保育園へ行く支度のたびに、
こどもが泣いて困っている・・・
というママは多いのではないでしょうか。
実際に保育園でも、
嫌がって自転車にしがみついている子や、
ママから離れない子など、
保育園の中に入るのも大変といったことがよくあります。
保育園を休ませるべきなのか、
原因はどんなことがあるのかをまとめてみました。
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イヤイヤ期で保育園に行かないこども。原因はなに?
保育園、幼稚園では、必ずあること。
それが、行きたくないと嫌がることです。
それは、
通い始めのときはもちろん、
慣れてきた頃に
突然行きたがらなくなることもあります。
昨日までは笑顔で通っていたのに、
朝になったら支度をしているときにすでに嫌がっていて、
自転車から落ちそうになりながら連れていく
なんてこともあるのではないでしょうか。
著者のわたしが
保育者をしていたときを思いかえると
たくさんある中で、
とくに多い原因は3つあるのではないかと思います。
1.ママと離れたくない
やっぱり理由としてはこれが一番多くありました。
ママといっしょにいたい。
おうちでママに甘えていたい。
と思う子はたくさんいます。
保育園、幼稚園にくれば、
先生はじぶんだけにかまってくれるわけではありませんから、
まだまだいっぱい甘えたい時期。
ママが恋しくて、行きたがらない子はたくさんいます。
2.園でじぶんのやりたくないことがある。
保育の中で、
こどもが楽しいことを中心に行っていますが、
こどもなりに中には苦手なこともあります。
運動の時間のプールやかけっこが
苦手な子がいれば、
おもちゃもみんなで共同ですから、
自由にあそべなくていやだったり、
やはり制限された中で過ごすことがいやだと思う子もいるのです。
3.体調が悪い
なんとなく具合が悪い、お腹が痛い、頭が痛いなど、
ただ行きたくないのではなく、
体調不良だから行きたくない場合もあります。
実際に、
朝から泣いてきた子が登園し、
ただいやで泣いていると様子を見つつ預かっていたら、
突然吐いてしまい、実は具合が悪かった・・・
なんてこともあります。
体調不良をじぶんから表現することが
難しいこともありますから、
こどもの様子をきちんとみてあげることも必要です。
お仕事をしているママにとって、
嫌がるだけで保育園を休ませるのは・・・と思ってしまうと思いますが、
ときには「じゃあ今日はお休みにしようか。」と
休ませてあげることもいいと思います。
その時には、
たくさんこどもと関わり、あそんであげてください。
でも意外とママと離れるまで泣いていても、
離れてしまえば忘れて遊んでいる子もいます。
私たち保育者も、
嫌がっている子を預かることには慣れていますから、
基本的には連れていくようにしましょう。
イヤイヤ期のこどもが保育園から帰らないと泣きだす。どうすればいい?
行きたくないと嫌がって泣く子も多いですが、
逆に帰りたがらない子も中にはいます。
お迎えに行ったら、泣いて嫌がられて、
ママがいやなのか、おうちがいやなのか・・・
それに、
先生にも迷惑をかけている気がして
お迎えに行くのがおっくうになってしまっている
ママさんも少なくないと思います。
わたしたちが
保育者としてこどもを見ていて思うのは、
こどもは決してママやおウチが嫌なわけではありません。
ママもお家も本当は大好きです。
しかし、
保育園というのは
こどもにとって1日緊張して過ごしている場所。
先生と仲良く遊んでいても、
心の内ではどこかママがいなくて不安なのです。
そこへママがくると、
緊張していた気持ちが安心へ変わり、
そこで気持ちの表現として
帰りたくないといったことで現れることがあります。
先生に迷惑をかけているのでは・・・
と心配になるママさんは、
まず先生はそんな様子に対してもプロですから、
迷惑なんて一切思っていません。
わたしが先生をしていたときも、
実際にママがくるまでは「まだかな?」なんて気にしていたのに、
迎えにきた途端に帰るのをしぶりだす子をたくさん見てきました。
ママに甘えたくてなんだな。
と思いながら対応していますので、
心配はしなくて大丈夫です。
また、
無理やりに連れて帰ろうとすることも、
こどもをもっとしぶらせてしまうことがあります。
「お家帰ったら、好きな食べ物があるよ。」
「帰りに○○行ってみようか」
など、こどもが自然と帰りたくなるように
言葉をかけることも大切です。
どうしても大変な場合は、
やはり先生と相談をしてみてください。
帰りやすい環境を作ってもらったりしながら、時期を乗り越えていきましょう。
まとめ
イヤイヤ期は本当にママが悩む時期ですよね。
早く終わってほしい・・・子育てがつらい。
と思うママもいると思います。
ひとつ、
保育園や幼稚園の先生はそんなこどもに対して、
迷惑なんてことは思いません。
みんな通る道ですし、
逆にママの大変さがわかるからこそ、
きっと協力や相談にのってくれるはずです。
先生や周りの手をかりながら、
イヤイヤ期を乗り越えていきましょう。
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