スポンサーリンク

別居婚か離婚するの、どっちがお得?それを考える際の5つのポイント

離婚準備
スポンサーリンク

旦那の有責で離婚を決意、
その時に考えるのは
「離婚か別居婚、どちらがお得なの?」
ということですよね。

そこについて説明していきますが
たとえば

・結婚してからの貯金が多いか少ないか

・持ち家はあるか(住宅ローンは残っているのか)

・旦那の定年まで、あとどれくらいあるのか

・旦那さんの扶養に入っているかどうか

・子供はいるかどうか

などといった条件で答えが変わってきます。

ですので
それらの条件をもとに
離婚と別居婚、双方のメリットデメリットを比較しますね。

スポンサーリンク

結婚してからの貯金が多いか少ないか

まず
考えるべきポイントは
「結婚してからの貯金が多いか少ないか」です。

というのも
極端な話
旦那さんが結婚してから
IT起業家で大成功を収めて
資産10億円持っている
という状況だと

離婚することで
財産分与で
その10億円のうち半分の5億円がもらえますから
それで今後も十分、生活が出来ますよね。

でも、普通はそんなことありえないですよね 笑

なので
離婚することで
どれくらいの財産分与がもらえるのか
また
ご主人の有責であれば
慰謝料はどれくらいもらえるのか
そのあたりをまず、確認しましょう。

この際に大事なのは
財産分与は
あくまでも結婚してからの財産が対象
ということです。

財産分与は結婚してからのお金が対象

なので
旦那さんの口座に
いくらお金が入っていたとしても
そのお金が結婚前からの積み立てのお金であれば
もらえません。

この点を注意しないと
離婚してもらえると思っていた財産分与が
実はほとんどなかった
ということにもなりかねません。

また
もともと収入が苦しい中で
生活をしていて貯金もほとんどない
という状況の場合は
離婚しても
その部分が当てにありませんから
それであれば
離婚より別居婚の方が得ということになると思います。

持ち家はあるか(住宅ローンは残っているのか)

次に考えるべきポイントは
現在、持ち家はあるか、
そしてその住宅ローンは残っているのか
ということです。

というのも
財産分与では
資産と同じく負債も半分に割ります。

そのため
もし
住宅ローンが残っている場合
その半分は
奥さんが払う義務があります。

そして
普通は
家の価値が上がっていることは少なく
買った当初より、
家の価値が下がっている時が多いです。

ですので
現状での家の試算額を算定してもらい
住宅ローンからその試算額を引いた金額

半分ずつ払うことになります。

そうなると
仮に
3000万円の家を買って
住宅ローンが2000万円残っていて
住宅の価値を試算したら1500万円だった
という場合
2000-1500=500万円を
夫と妻、半分ずつで折半して
250万円ずつ払わないといけないことになります。

財産分与はお金だけでなく、借金やローンも対象

ただ
実際は
その金額を
慰謝料や財産分与の額から引いた額をもらうわけですが
それでも
実際にもらえる金額が減ることは確かです。

それを考えた際に
離婚せずに
ずっと別居婚していれば
それは
旦那がずっと払い続けてくれて
その分、住宅ローンの額も減るので
メリットがありますよね。

なので
もし
持ち家があって
住宅ローンが残っている場合は
安易に離婚を選択すると
その分だけ損することになります。

旦那の定年まで、あとどれくらいあるのか

あと
考えるべきポイントとして
旦那の定年まであとどれくらいあるのか
ということです。

というのも
最近はそういう会社も減ってきましたが
いまだに
多くの会社では
会社を辞めると退職金がもらえます。

そして
当然
退職金も財産分与の対象になります。

離婚前に退職したら退職金も財産分与の対象

ですが
退職予定日までに長く期間があるときは、
定年の時期までに会社が倒産するなどして退職金が支払われない可能性もあるため、
財産分与の対象となりません。

ですので
もし
退職までの期間が短ければ
退職金がある程度確定しそうな状況になるまで
離婚せずに別居した方が
得をすることになりますよね。

それを考えた際に
財産分与の中に退職金を含めることができるのかどうか
これは
1つのポイントとして考えた方が良いと思います。

今、旦那さんの扶養に入っているかどうか

もう1つ大事なポイントが
あなたが今、旦那さんの扶養に入っているかどうかです。

というのも
今、
扶養に入っている場合
あなたの健康保険料は旦那さんが払ってくれています。

ですので
その場合
もし離婚したら
自分で健康保険料を払わないといけなくなります。

その際、
どこも会社に入っていなければ
あなたが入れるのは国民健康保険ですが
国民健康保険料はかなり高いです。

月5、6万円は覚悟しておいた方が良いです。

国民健康保険料、月5,6万円は覚悟しておきましょう。

なので
家賃と合わせて
その
月5、6万円も払い続けるとなり
かなり金銭的な負担が生じます。

ですので

旦那さんの扶養に入っている場合は
離婚をする前に
まず
フルタイムでの働き先を見つけ
その会社の社会保険に加入してから
離婚をするようにしましょう。

そうでなければ
かなりの生活苦になってしまいます。

子供はいるかどうか

あと
最後に考えなければいけないのが
あなたに子供はいるかどうかです。

子供がいる場合
離婚すると
旦那さんから養育費がもらえるわけですが
その養育費って
子供一人当たり月5万円程度です。

でも
当たり前ですが
子供を育てるのって
月5万円ではやっていけませんよね。

また
シングルマザーになることで
所得に応じて
1〜4万円の母子手当や
0.5〜1万円の住宅手当がもらえますが

正直
それらを合わせても
10万円程度で
家賃・水道・光熱費で消えてしまいそうな額です。

ですので
そういう
「生活ができるかどうか」
ということを考えると
子供がおられる場合は
別居婚の方が良いのではないのかなと思います。

まずは別居婚、そのあと離婚がおすすめ

ですので
今までをまとめると
離婚することのデメリットが大きいように感じ

離婚と別居婚であれば
別居婚の方が適切かなと思います。

ただ
別居婚であれば
婚姻関係にありますから
次のパートナーを探すのも難しいですし
もう心が離れている旦那と
ずっと同じ家族というのもしんどいですよね。

なので
おすすめは
まずは別居婚をして、
その後に離婚するという手法です。

というのも
専業主婦が離婚して
無職の状態だと
どうしても
家を探すのに苦労します。

また
仕事が見つかるまでに
時間がかかると収入が不安定になります。

それを考えた際に

結婚している状態の方が
新しい家は見つかりやすいですし
その状態で定職を見つけ
生活が安定した時に離婚をする

という形で
段階を踏んで離婚をした方が
生活が安定します。

離婚しなくても慰謝料はもらえます

また
これを案外知らない方が多いんですが

実は慰謝料は
損害賠償の分類に含まれるので

離婚をしなくても
慰謝料を請求することは可能です。

なので
旦那さん、旦那さんの不倫相手に
慰謝料請求して、払ってもらい
別居婚で先立つ経費については
その慰謝料で賄う

そこで
旦那さんと一緒に
離婚準備(財産分与や名義変更について話し合う)
というほうが
賢い選択だと思います。

もちろん
浮気した旦那さんがどうしても許せなくて
今後一瞬でも
同じ家族でいたくない
という気持ちはわかりますが

冷静に考えると
今は
いったん冷静になって
まずは別居婚を選択する方が
あとあと、楽ですよ。

まとめ

ということで
離婚か別居婚
どちらの方がお得かというと

いろいろ比較すると
圧倒的に別居婚の方がお得です。

ですので
まずは別居婚を選択し
別居婚の状態で
生活の基盤を整えた後に

正式に離婚をするというのを
当ブログではオススメします。

浮気されて辛いお気持ちは分かりますが
こういうのは
感情的に動くと損です。

自分に得のある方で動いていきましょう。