スポンサーリンク

専業主婦が今から始める離婚準備

離婚準備
スポンサーリンク

「夫と離婚したいけど、今後のことが心配。」と
お考えの専業主婦の方、いらっしゃいませんか?

仕事をしている、していないに関わらず、
誰であっても離婚は不安なものです。
では、実際に専業主婦の方が離婚をすると、
どのようなことが起こるのか、一緒に考えていきましょう。

[理解がもっと深まる関連記事]

スポンサーリンク

専業主婦が離婚するときに生じるリスクはやっぱりお金

夫からのDVがある場合、
あなたやお子さんの命が最優先ですので、
できるだけ早く警察や自治体の福祉課へ
相談に行ってほしいです。

そのような危険がない場合は、
焦らずゆっくりと離婚の準備することをお勧めします。
なぜかというと、お金がいるからです。

当たり前の話ですが、
今まではあなたの夫が生活費を毎月稼いでくれました。
離婚すればそれがなくなります。

毎月の食費、スマホ代、美容代など、今後は誰が払うのでしょう。
収入がなくなれば、
今までの生活水準を保てなくなるかもしれないという不安から、
心にも大きく負担がかかります。

働くといっても、
すぐに仕事が見つかる保証はありません。
子供がいる場合、
食べさせていけるでしょうか、教育費は払えるでしょうか。

このように、専業主婦の離婚は、
安定した生活費の供給がなくなるというリスクがあるのです。

離婚後の生活費を請求することはできる?

それでは、離婚後に
夫に生活費を請求することはできるのでしょうか。

ここでポイントとなるのが、
「離婚後」と「生活費」という2つのキーワードです。

仮に、妻が夫と別居したとしましょう。
夫婦には、
お互いの生活レベルが同じくらいになるように
助け合わなければならない

という義務があります。

この義務があるので、
夫はたとえ別居中であっても、
必要な「生活費」を妻へ払う義務があります。

そのため、
別居中にかかる生活費(婚姻費用)は、
夫へ請求することができます。

では、「離婚後」を考えていきましょう。
離婚後は夫婦ではなくなるため、
夫は妻に「生活費」を払う必要がなくなります。

したがって、
「生活費」と名の付くものは
もらえなくなると考えていいでしょう。

ただ、離婚に至るまでには様々な原因がありますから、
夫側に責任があると認められた場合は、
「慰謝料」という形で請求することはできるでしょう。

また、お子様を連れて離婚された場合は、
相手に「養育費」を払ってもらうこともできるでしょう。

このように、離婚後、
夫に「生活費」を請求することは難しいですが、
他の名目でもらえるお金はあるということになります。

まとめ

私自身も離婚する前は、
婚姻費用という言葉を聞いたこともなく、
全く離婚について知りませんでした。

離婚を考えながら迷っていらっしゃる方は、
まずは別居をしてみてからでも遅くはありません。

離婚については、
結論を急がずに時間をかけて
知識を得ていくことをおすすめします。

[理解がもっと深まる関連記事]