スポンサーリンク

母乳育ちとミルク育ちで違いは出る?

授乳
スポンサーリンク

赤ちゃんを育てる時に
ふと疑問に思うことが
母乳育ちとミルク育ちで育ち方に違いが出るのかどうか
ですよね。

今日は
そんな疑問にとことん答えていきたいと思います。

スポンサーリンク

母乳育ちって性格に影響を与えるの?

母乳育ちとミルク育ちで性格に違いが出るのか
ということですが
色々と調査してみると
大きな違いはないということがわかりました。

大きな違いはないというよりは
それより
育て方であったり
環境であったり
本人の性格の方が影響する要素が大きい

ということです。

ですので
母乳で育ったからこうなる、ミルクだからこうなった、
というふうに
母乳育ちとミルク育ちで性格が変わることはないのです。

母乳とミルクで性格が変わることはありません。

たとえば
あるお母さんの話だと
1人目(母乳育ち)は甘えっ子で
2人目(ミルク育ち)は手がかからない子
という場合もありいましたし

他のお母さんの話だと
1人目、2人目
2人とも母乳で育てたけど
まるっきり2人で性格が違う
というお話でしたし

また別のお母さんでは
全員、完ミだけど
全然性格が違うというお母さんもいました。

ただ
一般的にいうと
1人目は手がかかって
2人目は手がかからない子

というケースが多く(お母さんの精神的な負担も含めて)
ミルクだから母乳だからということではないようです。

母乳育ちとミルク育ちで知能に違いは出る?

それでは
母乳育ちとミルク育ちで知能に違いは出るのでしょうか?

これに関しては
実は研究結果が出ておりまして
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
母乳で育てられた赤ちゃんのほうが、
7歳から13歳にかけての知能指数が高くなる

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ということです。

<引用>
https://diamond.jp/articles/-/218539?page=2

この研究結果は
ベラルーシでも
イギリスでもブラジルでも
同じ結果が出ていますので
やはり
ミルク育ちよりも母乳育ちの方が
知能指数としては
高くなりやすい傾向にある
ということです。

母乳育ちの方が知能指数としては高くなりやすい傾向

この理由として言われているのが
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
脳の発達に必要な
長鎖多価不飽和脂肪酸(ドコサヘキサエン酸とアラキドン酸)が
母乳には濃い濃度で含まれているため

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ということです。

ただ
知能指数が高いから頭が良い
知能指数が低いから頭が悪い
というわけではなく
当然
普段からの勉強の程度によって
頭の良い悪いは変わってきます。

ですので
そこを気にするよりは
我が子の教育をどうしていくかに関して
気にした方が
効果は高い
と思います。

母乳だと固太りするって本当?

よく
母乳っ子は固太りで、ミルクっ子はブヨブヨしている
という話を耳にしたりしますが、
これは果たして本当なのでしょうか?

これも
結構個人差が大きく
母乳の子でも
ブヨブヨの子もいれば体格が良い子もいます

逆に
ミルクの子でも
細い子もいれば体格が良い子もいます

なので
完全に個人の差であり
母乳だから
ミルクだから
というものではない
ようです。

ただ、
そう言われている根拠として
あげられるのが3点あって

昔はミルクに砂糖が入っていた

今は違うそうですが
昔は
ミルクに甘さを感じてもらうために砂糖が入っていた
ので
そのミルクばっかりを飲むことで
ブヨブヨと太りやすくなっていた
ということです。

今は
技術の進歩により
砂糖を入れなくても
ミルクの味や甘さを出すことができているので
砂糖は入っていません。

ですので
そういう意味では
確かに昔は
ミルクだとブヨブヨになりやすかったんでしょうね。

母乳は子供の成長に必要な成分だから

また
他の説として
母乳は人工的に作られたものではなく、
人間が太古から子供を育てるために、成長に必要なものが成分となっているので
栄養に変わりやすい
から
という説があります。

母乳は成長に必要な成分が入っており
エネルギーに変わりやすいので脂肪として蓄えることなく使われる

一方
ミルクは人が人工的に作ったものなので
脂肪分として蓄えちゃいやすい

だから
母乳の方が体格が良く
ミルク育ちの方が太りやすいという説があります。

ですが
これも一種の迷信
そうであれば
ミルクの子は全員太っているはずですし
母乳の子は全員体格が良いはずですけど
そうなってはいませんよね。

なので
そこまで信じられる説ではないと思います。

1つ
信じられるかなと思う
科学的な説が3つ目です。

母乳は顎の発達を促しやすいから

最後の説としては
母乳は顎の発達を促しやすく
食事を食べやすいから
ということです。

母乳だとミルクを吸うのに
16~20倍の力を要するので顎が強くなるので
歯がない状態でも咀嚼力があって
歯茎だけで結構固いものを平気で食べたり出来ちゃいます。

歯が生えれば、もっとよく噛む事が出来ます。

そして
噛むことは
栄養吸収しやすくなるので
成長につながりやすく、体格が良くなる
という説です。

この説であれば
まだ理論的で根拠があるので信じられますが
とはいえ
これも
しつけというか
毎日の子供の過ごし方で変わるものですし
大きくなればなるほど差がなくなるの

そういう意味では
小さい時だけの差だと思います。

なので
母乳の赤ちゃんの方が顎が発達している分
よく噛むので栄養吸収しやすい
というのはあるかもしれませんが
その後の離乳食での食事や
断乳してからの食事によって
その部分の差は無くなってくる
と思います。

ですので
そこまで気にすることはないと思います。

まとめ

以上が
ミルク育ちと母乳育ちの子での
育ち方の違いについてでした。

総括すると
当然
ミルク育ちと母乳育ちで
育ち方の差は多少あるものの
それよりは
「個性」であったり
「育て方」、「環境」の方が
強く密接に関わってくる
と思います。

そのため
「どうしても母乳にしなくてはいけない!」
というふうに
そこをストレスに感じるよりも
今の我が子に良い環境はなんだろうか?
今の我が子の個性を育てるにはどうすればいいか?


その子の個性に応じた育ちやすい環境を作ってあげる方が
より良い育ち方ができる
と思います。

ぜひ子育てを楽しんでくださいね。