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どうする、転勤族の保活?転勤族の保育園探しの壁とその対策は?

保育園探し・保活
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夫が転勤族で
2〜3年に1度、必ず転勤がある。。

そんな状態で
どうやって保育園を探せばいいの?

そんな風に
保育園探し・保活にお悩みの転勤族の方にむけて
このページでは
・転勤族の保育園探しの壁
・保育園就園前の転勤
・保育園就園後の転勤

の3つポイントから
保育園の探し方をお伝えしていきます。

ぜひ
このページを見て
保育園を効率的に見つけてくださいね。

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転勤族の保活・保育園探し、5つの壁

まず、
最初に
転勤族が注意しておかないといけない
保育園探し・保活の5つの壁
をお伝えします。

「転勤族の保活、ここが難しいんだよね」
ということを
改めて実感してもらえればと思います。

転勤族の保活の壁:その地域に家がないと、そもそも保育園に申し込めない

基本的に
保育園は地域の住民にサービスを提供しています。

そのため
仮に
そのエリアに転居予定であっても
そのエリアにまだ家がない場合
保育園の申し込み条件に該当しない場合が多い
です。

ただ
まだ住んでいなくても
すでに家が決まっていて、賃貸契約書などが存在する
という状態であれば、
申し込めるところもあるようです。

そのため
保育園を探す前に、まず家を探さないと
そもそも保育園に申し込めない
というハードルがあります。

そもそも家がないと保育園に申し込めない。。。

ただ
その場所の土地勘がない状態で
家を探すのは、かなりの手間
でしょう。

また
ギリギリまで場所が決まっていない場合
事前に家を探すことすらできません。

そのため
この
「家が決まっていないと保育園が申し込めない」
ということは
転勤族にとって大きな壁となります。

転勤族の保活の壁:そもそも仕事が決まっていない

もう1つ、家と合わせて高いハードルになるのが「仕事」です。

というのも、保育園は本来、共働きの夫婦が子供を預ける場所。

そのため、夫だけじゃなく、
自分も仕事がないと保育園に預けられないのですが
転勤で場所は変わっても仕事がある夫と違い
自分は夫の転勤で仕事を辞めている立場。

なので、まずは働ける職場を見つけないと
そもそも保育園に子供を預ける権利さえ得られません。

ただ、慣れない場所で
しかも家の場所もまだ未決定という状態で
さらに転勤前の遠隔ではなかなか仕事も見つけられません。

ですので、この「仕事」というのも
転勤族の保活にとって1つ大きな壁になると思います。

転勤族の保活の壁:自治体によって異なる申し込みの条件

そして
次の転勤族の保活の壁として上げられるのが
自治体によって異なる申し込み条件
です。

保育園は
自治体が管轄しており
住んでいる市区町村によって異なります。

基本的には
その申し込み条件を
ホームページに掲載してくれている自治体がほとんど
ではありますが
市区町村によってはホームページに掲載されていないところもあります。

自治体によってはHPに条件が掲載されていないところも

また
仮に掲載してあったとしても
その条件が非常に複雑であったり
もしくは
「こういう場合はどうなるんだろう?」という
個別のケースについては触れられていない場合が多い
です。

そのため
結局は
電話などでのやり取りではなく
紙を目の前にして、直接説明してもらわないと
理解できないところがあります。

なぜなら
電話での相談では
一般的な回答にとどまってしまうことが多く
個別かつ具体的な相談は
Face to Faceでないと確認しづらいからです。

具体的な内容は電話だけでは確認しづらい。。。

なので
直接、説明してもらう必要があるのですが
転勤という限られた時間の中で
遠方から何度もその役所に通うのは正直難しい
です。

上述の通り
家探しもしないといけませんからね。

ですので
この
「申し込み条件が自治体によって異なり
 直接、窓口で説明を聞かないと理解できない」
というのも
転勤族の保育園探しにとって大きな壁となります。

転勤族の保活の壁:不確定要素が多すぎる

そして
転勤族の保活の壁はまだあります。

次の壁は
不確定要素が多すぎる」ということです。

というのも
転勤の場合
転勤先がわかるのは、転勤の直前です。

内示があるとしても
転勤の1ヶ月程度前
でしょう。

スピード感がある場所なら
転勤の1週間前まで分からず
結局
旦那だけ先に単身赴任で行く
というような会社もあるようです。

旦那だけ先に単身赴任というケースも

もし
事前に
例えば半年前とか1年前に
転勤先がわかっていれば
時間をかけて準備をしっかりできるんですが
転勤族にはその時間がありません。

なので
事前に準備をしようとしても
不確定要素が多すぎて
前もってできることがほとんどない
のです。

場所がわからないから
保育園を探しようもないですしね。

なので
転勤族にとって
「不確定要素が多すぎる」
というのは
保育園探しにおける大きな壁です。

転勤族の保活の壁:子どもに負担をかける罪悪感

最後にあげるのは
「壁」といってしまうと違うかもしれませんが
ただ
転勤の際に必ず考えておかないといけないことです。

それが
転勤で子供に負担をかけてしまうことです。

というのも
転勤で
生活環境がガラッと変わってしまいます。

また
せっかく保育園に行き始めて
友達と仲良くなったと思ったら
また転勤で
新たな友達関係を作らないといけない


子供に精神的な負担をかけてしまいます。

転勤は子供にとっても大きな負担

「こんなことなら
 私が働かず、
 保育園に行かないで
 ずっと一緒にいてあげた方がよいのではないか」


罪悪感を感じてしまいます。

ただ
家計的に専業主婦が許されない状況だと
そうはいってられません。

なので
「これも転勤族の宿命」
と受け入れるしかない
のですが
そうはいっても
やはり
親の都合で大きな負担をかけてしまうので
子供に対する罪悪感が生まれてしまいます。

子供に対する罪悪感が。。。

なので
転勤族の保育園探しは
物理的にも精神的にも
大きな負担・壁があるというのが実情です。

さて
これからは
そんな壁を理解した上で
じゃあ転勤族が保育園を探すために何ができるんだろう?
ということを
お伝えしていきます。

保育園就園前の保育園探しと
保育園就園後の転園での保育園探しでは
内容が変わってくる部分があるので
分けて説明しますね。

[保育園就園前] 転勤族の保活

まず
保育園就園前の転勤族の保活について説明します。

保育園就園前といっても
別に夏に転勤であれば問題はありません。

秋からじっくり保育園を探せば良いので。

問題は
2月3月に転勤
もしくは4月1日付けでの転勤
というケースです。

この場合
すでに
保育園の募集が終わっていたり
締め切り直前のケースが多く
「そもそも転勤後に申しこめない」
という可能性があります。

そもそも、時期的に保育園に申し込めない場合もあり

この際に最も大事なことは
場所が決まれば
 その近くの認可外保育園をまず抑える

ということです。

というのも
「転勤後
 新しい家に住んだけど、子供の保育園がない」
というケースは避けるべき
です。

ですので
まずは
認可外保育園をまずはおさえて
それから、その後の対策を考えるようにしましょう。

まずは認可外保育園をおさえてから動きましょう

そして
認可外保育園をおさえていく場所を押さえた後
次にやるべきことは
転勤先エリアの保育園の2次募集、3次募集がないかを探す

ということです。

というのも
保育園の全体の募集は
だいたい11月くらいに締め切って
2月に合否通知が送られる
ということが多いですが
その後も募集があります。

なぜなら
複数の保育園に申し込んだ人が
辞退することがあるため
その欠員の募集をするからです。

ですので
そのように
2次募集、3次募集の保育園がないかを
転勤先エリアの自治体に確認してみましょう。

保育園の2次募集・3次募集の情報をしっかり集めましょう

この際
たとえ遠方でも
できることなら
電話ではなく直接、役所に行った方が良い
です。

なぜなら
最初にも書いたように
市区町村によって
申し込み条件などが大きく変わってくるため
その辺りの話をしっかり聞いておいた方が良い
からです。

ただ
保育園の空きがない
2次募集、3次募集がない状況で行っても仕方ないので
まずは電話で確認をして
その後、空きがあると分かった時点で
詳細を聞くために1度行ってみるというのがベスト
だと思います。

以上が
保育園就園前の保育園探し・保活ですべきことです。

まとめると

・まずは認可外保育園を抑える

・次に保育園の2次募集、3次募集を確認する

ということです。

[保育園就園後に転勤] 転勤族の保育園探し

次に
保育園就園後に転勤というケース
いわば「転勤族の転園」の場合をお伝えします。

この場合も
まずやるべきことは同じで
認可外保育園をおさえておく
ということです。

そうでなければ
「転勤後、行く保育園がない」
という事態になってしまいますので。

なので
まずは
認可外保育園をおさえておきましょう。

こちらも、まずは認可外保育園を抑えることから始まります。

そして
その後ですが
「転園」の対応については
市区町村によって対応が大きく変わります。

というのも
「転園児」を優先して受け入れてくれる市区町村もあれば
逆に
転園児も普通の子と同じように扱われる市区町村もあります。

ですので
まず
転勤先の自治体に電話をしてみて
「これからその自治体に転勤するのだが
 転園児の扱いはどうなっているのか?」
という点を確認
してみましょう。

転園児の扱いについて役所に確認してみましょう

ただ
ほかの市区町村からの転園児童を受け入れられる空きがあれば問題ないのですが
保育園で多くのキャンセル待ち・順番待ちが出ているエリアの場合
転園は非常に難しいといえる
と思います。

なので
そこまで期待はせずに
もし、転園児を優先的に受け入れてくれたらラッキー
というぐらいの期待で電話してみましょう。

そして
やっぱり難しい、普通の子と同じ扱いになる
となれば
認可外保育園に行きながら
認可保育園に行けるチャンスを探れば良い
ですし

転園児を受け入れてくれるとなったら
その転園先の保育園に電話して、
保育園の申し込み書類を確認していきましょう。

なお、
お子さんの病気・アレルギーについて注意すべきことがある場合、
現在
転勤前に通っている小児科に紹介状を書いてもらっておきましょう。

そうすることで
転勤先でも役に立つと思いますよ。

まとめ

以上が
転勤族の保活・保育園探しです。

ポイントとしては
「まずは認可外保育園を探す」
ことからです。

というのも
転勤族にとって
保育園探しは大変、難易度が高い
です。

ですので
保育園に入れないかもしれない
という前提で
その際に行くところがないように
認可外保育園は押さえておきましょう。

大変だと思いますが
楽しい転勤ライフを送ってくださいね。