よくある噂で
「公務員は保育園に入りやすいらしいよ」
とか
「保育士は保育園に入れる」
という話を聞きますが、それって本当なのでしょうか?
保育園入園に関して
親の職業によっての優先順位ってあるのでしょうか?
実は
保育士に関しては優先的に保育園に入れることになっています。
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でも
それ以外の職業に関しては
職業により保育園入園が優先されるということはありません。
そこでこのページでは
保育士が優先的に保育園に入れる理由と
公務員や医師、看護師が保育園に入りやすいとされている理由について
説明していきます。
また
それと踏まえて
保育園入園のための仕事探しで注意すべき事項も
説明していますので
是非、最後までページを読んでくださいね。
保育園に入りやすい職業で明記されているのは保育士だけ
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まず
冒頭でも書いたように
保育士に関しては、保育園に優先的に入れるようになっています。
その理由は2017年の「国からの通達」です。
2017年9月29日、
厚生労働省が全国の自治体に向けて
保育士の子どもの入園の可能性が大きく高まるような点数付けを行うように要請しました。
その理由としては
「保育士が保育施設等への復帰を確定させることは、
利用定員を増やすことを可能とし、
結果として、より多くの他の保育を受ける必要性のある子どもの入所が可能となる」
ということを目的としているそうです。
つまり
保育士不足で保育園で十分に定員が受け入れられないのだから
定員不足を少しでも解消するために
保育士さんの子供は優先的に保育園に入れてあげて
保育士さんの職場復帰を促してよ
ということでしょうね。
ですので
保育士さんについては高い加点があり
優先的に保育園に入れるようになっています。
公務員や医師、看護師が保育園に入りやすいとされている理由
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ですので
保育士さんに関しては保育園に優先的に入りやすくなっているのですが
それ以外の職業については
別に
「この職業は特別、保育園に入りやすい!」
ということはありません。
でも
公務員や医師、看護師が保育園に入りやすい
という話をよく聞きますよね。
それはなぜなんでしょうか?
その理由は保育園の選考基準にあります。
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というのも
保育園の選考基準について
子どもの保育の必要性の事由が就労の場合は、
「保護者の方の就労時間など家庭で子どもを監護できない時間の長さを考慮する」
ことが前提になっています。
つまり
就労時間が長い方が保育園に入りやすいんです。
そして
公務員や医師、看護師
これらの職業って
基本的にフルタイム労働ですし
保育園に入りやすい状況が整っています。
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また
今は働いていなくても
職場復帰する前提の育休の方が
保育園には入りやすくなります。
その観点から考えた時に
公務員や医師、看護師って
戻る場所がありますよね。
というのも
民間企業の場合
不景気で育休できなかったり
育休をもう少し伸ばしてくれと言われたりしますが
公務員や医師、看護師の場合確実に育休復帰ができます。
つまり
職場復帰が明確なので
加点がされやすいんです。
このように
保育園の選考基準において
公務員や医師、看護師は加点されやすい状況にあるため
保育園に入りやすいとされているんです。
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ただ
定員が少なく
他の人と同一点数になった場合は
逆に
公務員や医師、看護師が入りづらい要因になることもあります。
その理由は
収入が安定しているからです。
収入が不安定でどうしても働かないといけない人と
収入が安定している人が
同じ点数で並んでいる場合
「どうしても働かないといけない人」が優先されます。
ですので
そういうときは
公務員や医師、看護師が入りづらい要因になりえます。
なので
ケースバイケースではありますが
選考基準に当てはまりやすいということで
基本的には
公務員や医師、看護師は入りやすい環境にあると思います。
仕事選びの際に、注意すべき事項
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以上の理由で
公務員や医師、看護師は入りやすいとは言えるんですが
とはいえ
今から公務員になったり、
医師や看護師になったりすることは現実的に難しいですよね。
そこで
一般の方が
仕事を探そうとする際に
「保育園選考の観点から見たらこういう職場がいいよ」
というポイントを
合わせてお伝えしておきます。
あくまでも
「保育園選考の観点」でしかお話をしないので
給与とか人間関係などという
通常の職場選びのポイントは今回は話しません。
まず
できるのであれば
出産前に正社員で働いていた会社に育休復帰する
というのが一番です。
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というのも
やはり
・正社員
・1日8時間以上
・月20日以上
・居宅外労働
というのが
一番ポイントが高いです。
正社員で働いていれば
上記の点は満たしていると思うので
自然とポイントが高くなります。
ただ
とはいえ
既に辞表も出していたりして
出産前の職場に復帰できないこともありますよね。
その場合
まず
一度、その職場に復帰できないかどうかは
相談してみても良いかもしれません。
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今
企業はどこも慢性的な人手不足なので
今まで働いていて社風が分かっている人が
帰ってきたいというのは
大歓迎だと思います。
なので
企業の業績や労働環境によるかもしれませんが
まず
1度、相談してみると良いと思います。
そして
出産前の職場に職場復帰が難しそうであれば
新たに正社員やパートを探すことになると思います。
その際も
やはり
・正社員
・1日8時間以上
・月20日以上
・居宅外労働
というポイントは1つ考慮してください。
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もちろん
正社員じゃないと
・1日8時間以上
・月20日以上
という条件は厳しいかもしれませんが
その場合でも
できるだけ長い時間、長い日数
働けるような職場を探しましょう。
そして
もし、
なかなか
そういう理想の職場が見つからない場合は
居宅内労働(自営業)も検討してみましょう。
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「えっ、自営業なんて
私無理なんだけど」
と思われるかもしれませんが
たとえば
ランサーズやクラウドワークスなどでは
ブログ記事作成の仕事などがいっぱいあります。
要は
人のブログを代わりに書いてあげるだけで
仕事になるということです。
なので
そんな堅苦しく考えずに
案外、気軽にできるものですよ。
詳しくは
以下に書いてあるので
よければ見てくださいね。
![](http://ranking-best.com/wp-content/uploads/2020/11/c0f7797791f333c7eff3d8755a00d6e2_t.jpeg)
まとめ
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ということで
今回は
「保育士や医師、看護師、公務員は
本当に保育園に入りやすいのか」
という内容についてお話ししました。
保育士に関しては規定に明記されているので
入りやすいといえますが
医師、看護師、公務員については
就労環境が保育園選考されやすい条件に適しているから
入りやすいという感じですね。
また
もし今から仕事を探すのであれば
できれば、
出産前の職場への職場復帰を検討しましょう。
それが難しく新たに仕事を探すなら
できるだけ長い時間、長い日数働ける職場を探し
それが無理なら
自宅で働くことも考えていきましょう。