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保育園に園庭は必要?園庭がない・狭いとどういう影響があるの?

保育園探し・保活
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保育園選びをする際に
気になることの1つとして
やはり「園庭の有無」が挙げられますよね。

また
仮に園庭があったとしても
狭いことで十分に遊べない保育園もあります。

そのような
園庭がない or 狭い保育園の場合
近くの公園にお散歩をして
そこで遊ぶことが一般的です。

ここで気になるのは
園庭が狭い/ない保育園に子供を通わせることで
子供にどういう影響が出るのかということですよね。

園庭がないことで子供に何か影響があるの?
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また
子供のためには
広い園庭は必要なのでしょうか?

結論からいうと
子供の運動能力を伸ばしたければ
広い園庭はあったほうがよいです。

子供の運動能力を伸ばしたければ、広い園庭は必要

ただ
どうしても必要かと言われると
園庭がない保育園は
それはそれでメリットもありますし
園庭がない保育園に通わせる時に取れる代替策もありますので
保育環境や家から縁までの距離など
他のことも併せて
総合的に判断すれば良いと思います。

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そこでこのページでは

  • 園庭がない/狭いことの悪影響と
  • 園庭がない/狭いことのメリット・デメリット
  • 園庭がない/狭い保育園に通わせる時の代替策

などについて
お伝えしていきます。

保育園選びで悩んでいる方は
ぜひ、ご確認下さいね。

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園庭がない/狭いことの悪影響

まず
園庭がない/狭い保育園に子供を通わせることの
悪影響ですが
「十分な運動ができない」
ということが挙げられます。

もちろん
上記で説明した通り
園庭がない/狭い保育園の場合は
近くの公園にお散歩に行くので
全然運動がないわけではありません。

ですが
お散歩自体は
園庭がある保育園でもします。

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また
近くの公園に行ったとしても
他の保育園と譲り合って使っていて
公園全部が使えないことが多く
子供が十分に走り回れない可能性が高いです。

そのため、
園庭が広い保育園に比べて
十分な運動ができない状態になります。

そして
この
「十分な運動ができない」ということは
子供の発育に悪影響を与えます。

十分な運動ができないことが子供の運動能力に悪影響を与える

というのも
スポーツ庁によると
6歳までに約8割程度までの神経機能が発達するそうです。

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そして
この時期に
タイミングよく動いたり力の加減をコントロールしたりする、
運動を調整する能力が飛躍的に向上します。

なので
この時期にしっかり運動習慣を身につけることで
反射神経などが養われるため、けがや事故防止につながります。

幼児期にしっかり運動することで反射神経は養われ、将来の怪我や事故防止にtながる

ですので
6歳までに
いかに運動習慣を身につけるかが
将来の身体づくりに大きく関わってくると言え
そういう意味で
「十分な運動をする」ことは
子供の将来にとってものすごく大切になります。

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また
この時期に十分な運動ができるかどうかで
小学校以降の子供の運動能力にも大きな差が出てきます。

上記に挙げたスポーツ庁の調査によると
入学前に週6日以上外遊びをしていた子供と、週1日以下しか運動しなかった子供では
入学後の運動能力に2割程度の大きな差が出ることがわかっています。

入学前の運動頻度により入学後の運動能力にも差が。

つまり
幼児期にしっかり運動をすることで
体力・運動能力ともに高い傾向にあると言えるんです。

そういう意味で
子供の運動能力を育てたければ
子供に十分な運動をさせる必要があり
そのためには
できるだけ園庭が広い保育園を選んだ方が良いでしょう。

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屋外公園を使うことのデメリット

上記の
「十分な運動ができない」というのが
園庭がない/狭い保育園に通うことで
子供に及ぼす悪影響ですね。

そして、その他にも
園庭がない/狭いことで
屋外公園を使うことになると
このようなデメリットがあります。

遊具・砂場が不衛生

まず最初にあげられるのが
遊具・砂場が不衛生ということです。

というのも
保育園の敷地内にある園庭の場合
保育園が管理しているので
誰も他の人が使うことはありません。

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ただ
公園の場合は
一般の方も使います。

公園の砂場は一般の方も使います。

その場合
誰が使ってるか分からないですし
どういう状況で使ってるかもわかりません。

ましてや
子供が大好きな砂場に関しては
人の唾が入っている可能性があったり
散歩中の犬や猫が
おしっこやウンチをしているかもしれません。

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つまり
保育園の敷地内にある園庭に比べて
衛生面が担保されていないのです。

これは
心配事項の1つですね。

遊具の管理が十分に行き届いていない可能性

同様に
遊具自体が危険の可能性もあります。

もちろん、古い/危険なまま置かれている
そんな遊具もあるでしょう。

まぁ
ただ
それでいうと保育園の遊具も
別に新しいわけではないですので
同じですよね。

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ただ
保育園と違うのは
乱暴に扱われている可能性がある
ということです。

公園の遊具の場合、乱暴に扱われている可能性が・・・

というのも
公園の場合、子供が遊びとして
遊具に木の棒を突き刺したり
遊具に石を詰めたりしているかもしれません。

それを気づかずに
園児が遊ぶと怪我をする可能性があります。

もちろん
先生が見てくれながら遊ぶのは間違い無いんですが
先生も全部の遊具にいたずらがされていないか
なんて
確認しようがないですよね。

なので
一般の公園には
そういう事故の可能性が存在するのも確かです。

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不審者がいる心配

保育園で遊んでいるときに
別に
一般の人の立ち入りも禁止していませんから
誰でも入れる公園だからこそ
不審者がいる可能性があります。

もちろん
先生が見てくれるものの
一人ひとりに先生がついているわけでもなく
また
子供は勝手に動き回るので
完全に目がいくわけではありません。

だから
もし
公園に不審者がいた場合に
誘拐される危険性もあります。

それを考えた際に
公園ってものすごく心配ですよね。

小さな子どもに合う遊具がない可能性

また
公園の遊具って
ある程度、大きな子でも遊べるように作られています。

なので
鉄棒の高さが高かったり
小さい子供が登れる滑り台がなかったり
そんな風に
小さな子供に合う遊具がない可能性があります。

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保育園であれば
小さい子供も遊ぶ前提で遊具を用意するので
そんなことはないんですが
一般の公園の場合は
そういうリスクがあることは知っておきましょう。

大きな子どもが利用していて危険

また
もし夏休みなどの場合は
小学生や中学生なども公園に遊びにきます。

そして
小学生や中学生は
荒々しいというかアクティブに遊びまわります。

そんなときに
誤って園児と接触して園児が怪我をする
とか
園児がお兄さんの真似をして危険なことをしようとする
そんな可能性もあります。

これは
一般の人が入れる公園であるからこそ
起こる危険性ですよね。

運動会の場所が変わる

また
これは危険とかリスクではないのですが
1つ考えて欲しいことがあります。

それが運動会の場所が変わることです。

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というのも
広い園庭がある保育園の場合
その園庭で運動会ができます。

ですが
狭い園庭しかない
もしくは園庭がない保育園の場合
体育館などを借りて、
そこで運動会をすることになります。

園庭がない/狭い保育園の場合、体育館で運動会をします

ただ
運動会の練習のたびに
体育館を借りることはできませんので
練習は公園でやって
本番とか予行演習の時だけ体育館で行う
という風になります。

そうなると
練習と本番で環境が違い
なれていない子供は
全力のパフォーマンスが出せない可能性があります。

せっかくの運動会
全力で向き合って欲しいですよね。

広い園庭がある保育園の場合
もちろん
その園庭で運動会の練習をしますから
このようなことは起こりません。

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屋外公園を使うことのメリット

デメリットだけあげると
「それじゃ、屋外公園に行っている保育園はダメなのか」
という風になりますので
意見が偏らないように
屋外公園を使うことのメリットも挙げておきます。

地域の人と交流することで挨拶をすることが多くなる

まず
最初にあげられるのが
地域の人と交流することで挨拶することが多くなる
ということです。

というのも
さっきも伝えたとおり
一般の公園で遊んでいる場合
その公園には誰でも入れます。

つまり
地域の方がそこで休んでいる可能性もある
ということです。

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そうなると
自然と
地域の人とコミュニケーションをする機会が生まれます。

公園で遊んでいると地域の人との交流の機会があります。

その結果
挨拶をすることが多くになり
挨拶習慣を身につけることができます。

実際に
外の公園で遊んでいる園児の方が
園庭で遊んでいる園児よりも
挨拶習慣が身についているという研究結果もあるそうです。

このように
小さい頃から
コミュニケーションを育むことができるということは
園庭がない保育園の1つのメリットかもしれません。

いろいろな公園へ出かけることができる

また
もう1つのメリットとして
いろいろな公園で遊ぶことができる
ということです。

というのも
園庭がある保育園の場合
園庭でしか遊びません。

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一方
園庭がない or 狭い保育園の場合
外の公園に出かけるときに
「今日はこの公園」
「今日はあの公園」

様々な公園に出かけることができます。

そうなると
子供としては
いろいろなところにお出かけができますので
1つの園庭では飽きてしまう子供でも
いろいろな公園だと飽きずに遊べる
ということもあるのではないかと思います。

交通ルールを覚えやすい

また
もう1つのメリットとして
交通ルールを覚えやすいということが挙げられます。

というのも
そうやって
いろいろな公園に行くことで
いろいろな道を歩きます。

また
その公園の途中で
信号や横断歩道もあるでしょうし
車も通っているでしょう。

その過程で
子供は
交通ルールを覚えていきます。

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もちろん
園庭がある保育園でも
お散歩はするものの
ただのお散歩だけの保育園より
公園に遊びに行く保育園の方が
外出回数は多くなるでしょう。

つまり
お出かけするのが当たり前だからこそ
交通ルールを覚えやすいというメリットが
あると思います。

季節の変化を感じられる

また
そのお散歩や外出の途中に
木があったり川があったりと
いろいろ自然もあることでしょう。

また
歩いてると
寒いときもあれば暑い時もあるでしょう。

このように
歩くことで
外部の自然や環境に触れ
季節の変化を覚えやすくなります。

保育園の園内だけだと
いつも同じ光景で
どうしても季節の変化を感じにくいですので
これは
いろいろな公園に遊びに行く保育園ならではのメリットだと思います。

室内遊びが多い分、カリキュラムがしっかりしている園が多い

また
公園に遊びに行かない時は
室内遊びになります。

そこまで頻繁に公園にも行かないでしょうから
園庭がある保育園に比べて
室内遊びの回数が多くなることになります。

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そのため
室内遊びでのカリキュラムがしっかりしている園が多く
また
子供も室内遊びになれています。

お休みの日
家ではなかなか公園に行く機会がない場合に
子供が室内遊びに慣れてくれると楽でいいですよね。

そういう意味で
園庭がない/狭い保育園のメリットはあると思います。

園庭がない/狭いことを子供がどう思っている?

以上が
大人目線で見た
園庭がない/狭いことのメリット/デメリットですが
一方
園庭がない/狭いことを子供はどう思っているのでしょうか?

いろいろな話を聞いてると
基本的には不満がない子供が多いです。

というのも
さっきも言ったように
園庭がない分、
それでも子供が楽しめるように
カリキュラムが充実したり
先生たちが積極的に遊びを提供してくれる保育園が多いです。

園庭がない分、先生たちが積極的に遊びを提供してくれている園が多いです

また
子どもはある中、与えられた中から遊ぶので、
どこだって遊びを自分なりに工夫して見つけます。

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また
園庭があっても
どうせ遊ぶのは1時間程度のため
園庭があろうがなかろうが
外で遊ぶ時間はたいして変わりません。

そのため
子供は園庭が狭いことや遊具がないことについて、
特に不満を感じません。

なので
園庭がないと嘆いているのは大人がほとんどです。

だから
そこまで大きく気にしない方が良いと思います。

園庭なし保育園に通う場合、家庭で補ってあげれること

ただ
園庭がない/狭い保育園に通うと
最初に述べたように
どうしても、体を動かす機会が減ってしまいます。

そういったデメリットを補うために
以下のような工夫をしてあげましょう。

保育園の通園時なるべく歩かせるようにする

保育園で十分に身体を動かせない代わりに
保育園の行き帰りを徒歩で通ってなるべく歩かせるようにしましょう。

また通り道に公園などがあった場合は、
園からの帰り道に
時間があれば公園に少しよるのも良いと思います。

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このように
日頃の中で
ちょっとでも子供が体を動かす機会を設けるようにしてあげましょう。

小さい子供なので
少し動くだけでもかなりの運動量になると思いますよ。

週末は公園やアウトドアで体を思い切り動かすようにする

また
平日だけでなく
週末にお天気がよければ、
近所の大きめの公園や、自然が楽しめる場所など
体を思い切り動かせる場所に遊びに行ってあげましょう。

もちろん
立地にもよるのでしょうが
ちょっと探せば
意外に自然や公園は見つかるものです。

お休みの日に連れていくということで
パパやママの負担は大きいですが、
体を動かすのは
子供だけでなく、大人にも大切ですので
みんなのためと思って張り切っていきましょう。

スポーツなどのお稽古事をさせる

また
家計に余裕があるのであれば
スポーツなど体を動かすお稽古事をさせることも
1つの選択肢だと思います。

別に
民間の本格的なスポーツ塾でなくても
自治体のスポーツセンターなどでも
水泳教室や空手教室、サッカー教室などを主催しているところもあり
そういうところだと月謝や利用料も安くなります。

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なので
子供が好きなことで
体を動かすことができる習い事をさせるのも
1つの手だと思います。

年齢が進めば幼稚園に転園を考えるのも1つの手

保育園は厚生労働省の管轄で「児童福祉施設」ですが
幼稚園は文部科学省の管轄で「教育施設」です。

そのため、基準が異なります。

というのも
保育園の場合
園庭は必須ではなく
近くの公園でも代替可能というのが園の設置基準ですが

幼稚園では
園庭がないと園を開設できません。

そのため
どの幼稚園でも必ず
規定を満たした園庭が存在します。

ですので
幼稚園に通える年齢になったら
幼稚園への転園も考えて良いと思います。

ただ
幼稚園の場合
保育園に比べ
働くママにとって時間の制限もできてしまい
無理はできないかと思いますので
可能であれば、幼稚園も考える
くらいのスタンスで良いと思います。

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まとめ

以上が
園庭がない/狭い保育園が
子供に与える影響や
代わりに外の公園で遊ぶメリット/デメリットです。

既に説明したように
園庭がないこと/狭いことで
外の公園に遊びにいけば
それなりにメリットがあるので
一概に
「園庭がない保育園はダメだ」ということは言えません。

なので
園庭がある保育園だけを選択肢に入れるのではなく
他のポイントと合わせて
総合的に保育園選びをされることをオススメします。

ただ
園庭がない/狭い保育園に通うことで
運動量や将来の運動能力に差が出てくるのは
どうしても仕方がないことだと思います。

ですので
その場合は
その他の部分で運動量を補うことを
心がけてあげましょう。