大体
生後2〜3ヶ月くらいになると始まる
赤ちゃんの指しゃぶり。
チュッチュッと自分の指を吸う姿は
可愛いけども
その音が大きく、すっごい音(笑)
また
吸う時も笑顔じゃなくて
何か不満そうな顔で険しそうに
チュッチュッと吸っているので
「何か不満でもあるんかい」
と
思わず突っ込んでしまいそうですよね 笑
そんな赤ちゃんの寝ているときの指しゃぶり
どんな意味があるのでしょうか?
また
もし
夜中に指しゃぶりをしていると
空腹だからおっぱいをあげた方が良いのでしょうか?
それとも
泣くまで待った方が良いのでしょうか?
その辺りを今日は記事にしました。
赤ちゃんの夜中の指しゃぶりは愛情不足?どんな意味があるの?
お母さんにとっては
生後2、3ヶ月で赤ちゃんが急に指しゃぶりをしはじめた
と思っているかもしれませんが
実は
赤ちゃんはお母さんのお腹の中にいるときから
指しゃぶりをしているって知ってましたか?
赤ちゃんが
お腹の中で指しゃぶりをするのを「吸てつ反射」といって
これは
赤ちゃんがおなかの中にいるときからしばしば見られます。
超音波検査で、先生から見せてもらった方もいるかもしれませんね。
だいたい妊娠14週頃から口に手を持っていく動きが、
24週頃には手(指)を吸う動きが出てきて
32週頃には指を吸いながら、羊水を飲み込む動きも出て
生まれてすぐにお乳を吸うための本能的な行為といわれています。
つまり
何かを吸うという行為は
赤ちゃんにとっては本能的な行為なのです。
そして
生後2、3ヶ月になって急に指を吸い出すのは
赤ちゃんが自分の指を確認するための指遊びです。
指遊びといっても
あんな険しい顔をしていたら、とても遊んでいるようには見えませんけどね 笑
まぁ
とにかく
自分の手の感覚を確かめている成長の証だったり、
指遊びの1つとして指をしゃぶっているので
別に愛情不足でもないですし
赤ちゃんの普通の行為だと思って安心してみてください。
泣かないで夜中に指しゃぶりをしていると、授乳すべき?
それでは
そんな夜中に指しゃぶりをしている赤ちゃんには
授乳すべきなのでしょうか?
この答えとしては
「基本的には授乳しなくて大丈夫」
となります。
というのも
赤ちゃんが泣かないで指しゃぶりをしている場合
それは
単なる指遊びの意味合いが強いです。
「でも、もしかしたら空腹で指しゃぶりしているのかも」
というあなた、
ほんとうに空腹だと指しゃぶりで泣き止むことはないので、安心してください。
ですので
赤ちゃんが泣いておっぱいを要求するまでは
別に赤ちゃんに授乳しなくても大丈夫です。
この時期の赤ちゃんのおっぱいもらうリズムは、自律しています。
ですので
6~7時間授乳間隔が空いていても問題はありません。
また
よく「指しゃぶりが歯並びに影響する」と言われますが
指しゃぶりが歯並びに影響するとされるのは
3,4歳になっても指しゃぶりをしている場合です。
ですので
今、この時期でチュパチュパと指しゃぶりをしていたからといって
すぐに授乳をしてやめさせるというものでもありません。
ただ
もし
赤ちゃんが
眠そうな表情の時に指しゃぶりをチュパチュパしていたら、
添い乳をしたりして寝かしつけてあげるのもいいかもしれませんね。
で
先ほど
「基本的には」授乳しなくて大丈夫
と答えましたが
この
「基本的には」というのは
赤ちゃんの成長具合に応じて
ということです。
というのも
もし
夜中にほとんど排尿していない
とか
赤ちゃんの体重がしっかり増えていない、
成長曲線の範囲内で進んでいない
という場合は
それは
純粋に授乳の量が足りていない可能性があります。
そういう場合は
「基本的には」授乳しなくて大丈夫
には該当せず、
しっかり授乳をしてあげた方が良いと思います。
でも、そういうこともなく
排尿もあり、体重増加も順調であれば
赤ちゃんが泣いて求めてくるまでは
授乳しなくても良いですよ。
指しゃぶりするだけでおっぱいあげると
赤ちゃんからすると
指しゃぶりと授乳を関連づけて
「あっ、指しゃぶりしたら、おっぱいもらえるんだ」
という
おっぱいサインとして癖になってしまうので
そうなるとそれはそれで大変ですしね。
まとめ
夜中に大きい音で
赤ちゃんが泣かずに
チュパチュパと指しゃぶりをしていたら
気になりますよね。
ただ
それは
赤ちゃんの成長の一種として
暖かく見守ってあげましょう。
そして
夜中はお母さんにとっても
身体を休める大事な時間です。
ですので
指しゃぶりしたらすぐにおっぱい
と
気を張ることなく
泣いたら授乳しようくらいで
しっかりと身体を休めてくださいね。
まぁ
横でチュパチュパとされると
気になって寝れないかもしれませんが 笑
それはそれで
大きくなるとそういう経験がなくなるので
今だけの楽しみと思って
嬉しい悩みとして持っておいてください。
ぜひ、
そういう
いろんなことも含めて
子育てを楽しんでくださいね。