離乳食って、なかなかスムーズにはいかないもの。
最初からなかなか食べなかったり、よく食べていたのに突然食べなくなったり。
イライラしたり心配になったりしますが、
赤ちゃんが離乳食を食べないのには、理由があるんです。
その理由を知ることで、対策を考えることができますよ!
今回は、赤ちゃんが離乳食を食べないときのスムーズな進め方をご紹介します!
赤ちゃんが離乳食を食べない理由って?
一所懸命離乳食を準備しても、赤ちゃんが食べてくれないと、
がっかりしたりイライラしたりします。
ですが、赤ちゃんが離乳食を食べないのには理由があるんです。
・母乳やミルク以外の味に慣れていない・味が好きじゃない
離乳食を始めた頃は、母乳やミルクしか飲んでいなかったので、
初めての味や食感に驚いて食べないのかもしれません。
離乳食が進んできたのに食べなくなったときは、
赤ちゃんの味の好みが変わったことが考えられます。
・離乳食の形状が食べにくい
月齢に合わせて離乳食の形状を変えますよね。
たとえば今までトロトロのヨーグルト状だったのがみじんぎりになって、
その新しい形状が赤ちゃんの口に合わないことがあります。
・スプーンや食器の感触が気に入らない
スプーンや食器が大きすぎたり小さすぎたりして食べにくいことがあります。
金属製だと冷たく感じて嫌がる赤ちゃんもいます。
自分で食べるようになってきたときには、
うまく離乳食をスプーンにすくえなくて食べることが嫌になることもあります。
・自分で食べたい
離乳食後期〜完了期になってくると、
自分でスプーンを握って食べたくなる子が出てきます。
パパやママに食べさせてもらうのが嫌で、食べたくなくなるのです。
・食べるよりも遊びたい
自分で動けるようになると、いろんなものに興味がわくようになり、
食べることよりも遊ぶことに夢中になってしまうようになります。
離乳食を食べなくなったときに・・スムーズに進められるようになる方法6選!
赤ちゃんの離乳食は一進一退です。
なかなか食べてくれないときに、スムーズに食べてくれるようになりやすい方法をご紹介します!
・これが一番!食べやすい味の離乳食をあげる
赤ちゃんにも好みの味があります。
たとえば、かぼちゃやさつまいも、トマトなどが食べやすい食材です。
そういったものから離乳食を始めたり、苦手な食材に混ぜたりすることで、
離乳食が食べやすくなります。
・離乳食の形状を元に戻す
月齢が進むと、離乳食の形状を変える必要がありますが、
赤ちゃんにとっては新しい形状が食べにくいことがよくあります。
そういうときは、一旦形状を元に戻すとパクパク食べることが多いです。
そこから、一度試してみたときよりもゆっくりと形状を変えていくと、
形状を変えることに成功しやすいですよ。
・スプーンやお皿の大きさ・質感を変える
スプーンを赤ちゃんが食べやすい大きさに変えましょう。
スプーンが大きすぎることがよく考えられますが、
実はスプーンが小さすぎて
赤ちゃんが欲しい量をすくえていなかったパターンもあります。
また、自分で食べる子の場合は、
すくいやすいスプーンや深めのお皿なども準備しましょう。
食べにくいと、子どもが食べる気をなくしちゃいますしね。
・少しずつに分けてお皿に盛る
少食の赤ちゃんだと、
一つのお皿にこんもり離乳食が盛られていると、食べにくく感じるようです。
お皿をいくつかに分けて、一つずつ完食する機会を与えると、達成感が得られて食べやすくなりますよ。
・自分で食べてこぼれてもいいように、テーブルを整える
自分で離乳食を食べたい気持ちは分かるけど、
テーブルや服がぐちゃぐちゃになるのはやっぱり気持ちよくないですよね。
でも、発達上赤ちゃんが自分で食べることは大切です。
スモックを着せたり、テーブルの下に新聞を敷いたり、
大目に離乳食を準備するなどして、
こぼしても気にならない環境を整えましょう。
赤ちゃんがこぼしてしまっても、イライラせず応援してあげられますよ!
・おもちゃやテレビをテーブルの周りに置かない
赤ちゃんが遊びたくなるものはテーブルから見えないようにして、
食事に集中できるようにしましょう。
それでも赤ちゃんの集中は長くは続かないので、
遊びたくなる前に完食できる量だけを盛って、
赤ちゃんの達成感を養うことも大切です。
残されないことで、パパママもイライラしませんしね!
まとめ
今回は、
離乳食を食べない子どものための離乳食のスムーズな進め方をご紹介しました!
赤ちゃんが離乳食を食べないのには理由があります。
なかなか食べてくれないときは、好きな食材を取り入れたり、
形状を元に戻したり、量を少なめに盛り付けたりすることで、
スムーズに進むようになることが多いですよ。
ぜひ、いろいろな方法をためしてみてくださいね。